木製の大津絵「鬼の寒念仏」

2015年02月02日


今日は家でゆっくりできたので、コタツでみかんでも食べようと・・

それにしても今日は寒く、どんより曇り。
「カワウソくんの沖島日記」といいながら最近沖島の話題じゃないなーと考えていて、あ、明日は節分。

そーいえば、家に鬼の置物があることを思い出した。ずっと気になってたけどこれって大津絵?
おばあちゃんの家にあったのを持って帰ってきてたんだけど、木製の大津絵てあるのかな?と、思って・・・

調べてみたらやっぱりそおみたい。

片方の角だけ折れていて。

胸に鉦を下げ、左手に奉加帳を持ち、虎柄のパンツ(ふんどし?)はいて


この鬼は「鬼の寒念仏」というそうで、人の愚かさや邪悪さを象徴としたものだそう。
僧衣をまとう鬼の姿が偽善者を表しているが、鬼の2本の角は人の「我」の象徴で片方が折れているのは我を抑えることの大切さを論している。

知らぬは本人ばかりなのか顔かたちは鬼のままで、衣装、小道具だけ僧侶にしても無駄ということだそうです。

大津絵は江戸初期に生まれ、松尾芭蕉は「大津絵の筆のはじめは何仏」
と詠まれたように仏画だそうです。

現在は大津絵師さんは一軒だけだそうです。
美術館もあるらしいし、一度訪れてみようと思います。

またまた、沖島の話じゃなぃ^_^;



Posted by カワウソくん at 16:04│Comments(4)
この記事へのコメント
カワウソ君毎日忙しいから、たまにはコタツでのんびりしてね!

すごい鬼の置物でしたね(^_^;)
貴重なものですね!
Posted by nao at 2015年02月02日 21:52
大津絵の木製置物、めずらしいですね!
高さはどのくらいですか?
作者名とか書いてあるんですか?
Posted by ? at 2015年02月02日 23:31
ありがとう(^^)
一度行って調べてみようと思います。
Posted by カワウソくん at 2015年02月03日 13:03
30センチちょっとあります。
多分、郷土玩具なのかもしれないけど、30〜40年は経ってると思います^ ^
Posted by カワウソくん at 2015年02月03日 20:45
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